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1 題材の目標   2 題材の評価規準 3 主な学習内容と評価 アドバイス 資料

3 主な学習内容と評価
学習内容(時間数) ポイント 評価の観点 評価方法 材料・準備物等
1 導入例
・ 「近くの神社や森に出かけよう。自然は季節とともに変化している。小枝や木の実、小石などをちょっと借りて、そこにいるかも知れない、またはいたら楽しいなと思う「生き物」たちを作ってみよう。」
・ 「そして、できたものを空想の世界に旅立たせよう。普通では行けないところでも、パソコンを使うと可能になる。」
・ 「さあ、自然の中から自分だけの生き物を見つけてみよう。」

近くの神社
○ 森や神社に出かけ、自然の中にある生命の美しさを実感し、自分の空想する生き物を創造することに興味をもち、意欲的に取り組める。
(関心・意欲・態度)
① 説明を聞く態度 ・ 作品例
  生き物像
   風景画像 
   作品画像
2 活動と制作
① 森、神社や林などに出かけ、自然の中にある素材を制作に必要な分だけ拾ってくる。
② 視覚や触覚などを働かせながら豊かに発想し、いたらいいなと思う「生き物」を作る。
③ 作った互いの作品を、気に入ったアングルからディジタルカメラで撮影し、鑑賞し合う。
④ 撮影した画像を比較して、それぞれの感じ方や考え方の違いを知る。
⑤ 青色の布の上に「生き物」を置いて、ディジタルカメラで撮影する。
⑥ いたら楽しいと思う場所や風景を撮影する。
⑦ 「生き物」の画像をパソコンに取り込み、風景画像の適したところへ効果的に貼り付ける。
⑧ 新たに生まれた作品画像に対する自分の思いや効果について話し合い、鑑賞し合う。
○ 素材の形や材質感から発想を広げ、素材の組み合わせなどを考えて自分のイメージする生き物を創造することができる。
(芸術的な感受や表現の工夫)

○ 素材の大きさを適切にするための切断や、他の素材との組み合わせのための接着方法などの技能を習得しながら造形活動を楽しむことができる。
(創造的な表現の技能)
② 制作カード

③ 作品


④ 画像処理操作
・ 自然の身近な素材
(木の枝、葉、小石など)
・ 接着剤
・ 小刀
・ 加工や接合のための材料用 具
・ ディジタルカメラ
・ パソコン
・ 画像処理ソフトウェア
3 ディジタルカメラで鑑賞
作品の感想や意見を伝える方法として、言葉や文字などがよく使われる。しかし、今回のような立体作品では、見る角度によって受ける印象も随分異なるので、それらで言い表すことが困難な場合もある。
そこで、ディジタルカメラの撮影即再生性、画像データベース作成の容易性を活用し、視覚によって感じたことを視覚で伝える資料1のような鑑賞方法が効果的だと考えた。
★ 資料1 〇 自分の見方を画像で伝える  ⇒ P80
○ 素材の加工や接着などの技能面と、組み合わせや見せ方などの表現技法などに着目して鑑賞すると共に、今後の自分の創作活動に生かそうとしている。
(鑑賞の能力)
⑤ 鑑賞態度
・ ディジタルカメラ
・ 感想カード
・ ノートパソコン
・ 画像データベース
○ 作品例